犬を飼うのが夢だけど育てるのは大変?わんこを飼うメリット、デメリット

わんこを飼ってみたい

公園を歩いていると、わんことアイコンタクトを取りながらお散歩している人達はとても楽しそう♪

わんこを飼ったことはないけれど、飼ってみたいと思う方のためにわんこを飼う生活について深堀りしていきたいと思います。

犬を飼うメリットとデメリット

犬を飼うことは、ただ可愛がるだけではありません。たくさんのメリットも、デメリットもありますがそれも受け入れたうえで責任をもって愛するということです。

わんこを迎え入れる前にしっかりとこのことについて理解することが大切ですので、詳しく説明します。

メリット

規則正しく充実した生活

犬のお世話をしたり、毎日決まった時間にお散歩することによって、日常生活に規則が生まれ、飼い主さんも心身ともに健やかになります。わんこは気持ちの良い朝のお散歩が大好き!そのために自然と飼い主さんも早起きすることになりますが、愛犬の喜ぶ顔や尻尾を見ると早起きも苦痛ではなくなってきます。

わんこと外で遊んだり、お散歩したりと太陽の光を浴びながら体を動かすことで結果飼い主さんの運動不足解消にもつながります。一石二鳥ですね♬

幸福ホルモンの分泌

犬を抱いたり撫でたりすることで、セロトニンやオキシトシンなどの幸福ホルモンが分泌され、心地よい感情が得られます。犬を愛することで、ストレス発散にもつながり、心身の健康にも役立つと言われています。

家族・ご近所とのコミュニケーション

わんこを散歩させていると、自然と道行く人やご近所の方から声をかけられることが増えてきます。

わんこのお名前を聞かれたり、触ってもいいですか?とたずねられたりと普段は素通りするような間柄の方でも自然と笑顔で会話する機会が多くなることでしょう。

愛犬と自分の間でもアイコンタクトでのコミュニケーションが増えます。愛犬が何を考えているのかが、普段の生活でわかってきますので、言葉がなくても心で会話する感覚が芽生えてきます。

これは人と人とのコミュニケーションでは、なかなか体感することのない感覚です。

ストレスの緩和

「アニマルセラピー」は最近認知されてきましたが、わんこを撫でたり、一緒にお散歩したりすることで心や体をリフレッシュさせる効果があるといわれています。実際にペットを飼っている人は、飼っていない人よりも病院に行く回数が少ないというデータもあるほどです。犬は自分を心から愛して、きちんとしつけをしながら飼ってくれる飼い主に従順で、ただただ飼い主を信じ、愛し返してくれます。その無条件の愛を感じ取ることでも、多くの癒しを得られることでしょう。

思いやりの心を育む教育

子どもは、まだ親の養育を受けている最中なので、兄弟姉妹ができない限り他者について考える機会がありません。犬を飼うことで、愛犬の気持ちを理解しようとする力や心の動きを想像する力を身に着ける機会が得られます。人間が守らなければ生きていけない犬を育てることで、命を守ろうとする精神も身につきますし、一緒に育っていく過程で、先に大人になり、寿命を迎える愛犬に対する命の尊さも体験することになります。ゲームや動画では感じることのないかけがえのない一生の思い出になることでしょう。

規則正しい生活の継続

愛犬と一緒に生活すると、お散歩、食事、トイレなど、今までの生活に犬のお世話がプラスされます。それに合わせる形で自分の生活時間も変更する必要が出てきますので、初めはなかなか大変と思うかもしれません。

しかし、犬は赤ちゃんと一緒で、自分だけで生きていくことはできません。そんなわんことの生活が寿命がくるまで続くということを飼う前からしっかりと認識しておきましょう。朝起きたらお散歩、その後フードを与えて、お休みタイムと思ったら遊びの時間、またトイレ、午後のお散歩から帰ったら足や体を洗ってまたフードタイムなど、それぞれのわんこのルーティンワークに沿ってストレスのない生活を心がけてあげてください。

デメリット

経済的負担

犬を飼うために必要なものは

  • フード
  • おやつ
  • トイレシートやリード、クレートなどの備品
  • ペット保険
  • ワクチン代
  • 病院にかかる費用
  • トリミング代

などです。

実際に私はどの大きさの犬種も飼ったことがありますが、初期費用や年間維持費は小型犬で約20万円、中型犬で約30万円、大型犬で約40万円ほどかかりました。小型犬は餌の量や保険、クレートの大きさなど、何においても大型犬に比べて少ない量で済むため料金が安くすみます。

プライベート時間や場所の制約

犬種や足の状態にもよりますが、ほとんどのわんこは毎日の散歩が必要です。また、犬と一緒に入ることができない場所や施設もあり、アレルギーのある人のことを考慮すると、入店可能なテラス席があるレストランなどでなければ安心して食事もできません。旅行する場合は、ペットホテルを探すか、愛犬の犬種が入国できるかを調べる必要があり、数々の制約をクリアすることを考えると諦めざるを得ないことも多いでしょう。

掃除の負担

特にわんこを室内で飼う場合は犬の抜け毛や排せつ物などなどを毎日掃除する必要があります。また、犬特有の臭い対策も入念にしておかなければ、家にしみついてしまうと処理が大変です。外からダニなどの害虫を入れにいれないためにも、日ごろから清潔にして家に入れるようにすることが大切です。

しつけや運動不足への配慮

犬にはしっかりとしたしつけが必要であり、それには時間と労力がかかります。小型犬であろうと嚙む力は強く、いったん暴れて噛まれると何針も縫うけがにつながります。大型犬になればなるほど、しつけを怠ると致命傷の大けがになることでしょう。

そうならないためにも、しつけに自信がなければプロに依頼することも考えなければなりません。ご自分でしつけをする場合には、犬の行動や感情、性格を理解するために、本やインターネットで調べたり、動物病院の先生に質問して真剣にしつけを行いましょう。犬種によって対応も違いますので、愛犬の性質についても理解を深めておくことも大切です。

まとめ

犬を飼うことは多くの喜びをもたらしますが、その一方で責任も伴います。これらのメリットとデメリットを十分に理解した上で、自分自身と家族に合った選択をすることが重要です。

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